1:2014/02/12(水) 19:06:21.22 ID:
本スレにいくつか妄想を書いていたものです
少しだけ話が広がったので、こういう形でまとめることにしました
良かったら読んでみてください
5:2014/02/12(水) 20:04:48.15 ID:
りんごが母になった時物語を書いてた人か?
早くしろお願いします
6:2014/02/12(水) 20:06:17.65 ID:
待ってましたお願いします
10:2014/02/12(水) 22:13:18.24 ID:
大女優コンビ、橋本白石の最新作ポスターがいたるところに貼ってある渋谷の街。そこを歩く一組の母娘

娘 「あんな綺麗な人になりたーい」
母 「ママもなぁ、昔はあの子らに負けへんくらい可愛かったんやでー」
娘 「えー、嘘ばっかりー」
母 「ホントやでー さゆりんごパーンチ!」
娘 「キモいよぉ、歳考えてよ もう、おばさんなんだからさぁ」
母 「ごめーん。ところで夕飯はどうしよー」
娘 「今日は金曜日だよね! みんなで美味しいとんかつでも作ろうよ!」

私たちは知っている、彼女が本当に可愛かったことを。
そう、あの頃 彼女は誰よりも輝いていたのだ
松村沙友理、時代の片隅にひっそりと咲き誇った花の名前である
44:2014/02/13(木) 00:30:34.47 ID:
>>10
これだけでよかったと思う。
364:2014/02/14(金) 23:54:51.98 ID:
>>10
いい話だなー名作だなー
歳重ねても美しいまま女優として才能を発揮して芸能界で成功してるまいやん、ななみん
片や醜く老けてデブって娘にキモいとまで言われるただのおばちゃん主婦にしかなれなかったまっつん
今もルックス人気2人に大差つけられてリアルに脳内再生出来るなwwwwwwww
本当にいつかこうなると思うとリアル杉て泣けてくるな・゜・(つД`)・゜・
こんなに感動して泣ける話は久々に見た!
370:2014/02/15(土) 00:04:16.58 ID:
俺も恥ずかしながら初見の時
>>10
見て泣いたわw
リアリティーがすごいんだよななぜか
418:2014/02/15(土) 10:55:00.32 ID:
>>10
の母娘の会話は微笑ましくて最高だな

ホントに和むわ
11:2014/02/12(水) 22:17:23.50 ID:
あわただしい朝

娘「行ってきまーす!」
母「ちょっと待って!愛情たっぷりさゆりんご弁当忘れてるんよー」
娘「あ、危ない危ない、じゃあ行ってきまーす」
母「行ってらっしゃーい」

娘が教室につくと、一斉に生徒達が詰め寄ってきた
男子1「松村!」
娘「な、なにどうしたの皆・・・」
男子2「松村のお母さんって下の名前なんていうの?」
娘「え、さゆり、だけど・・・」

一気に色めきだつ生徒達「やっぱり!!」「すごい!!!」
娘「なんなの!?わけわかんないよ!」
女子1「ごめんごめん、まっつんってお母さんが昔何してた人か知ってる?」
娘「え、知らないけど・・・興味無いし」
男子1「これ見てみろよ!!」
男子生徒が差し出したスマホの画面を覗きこみ娘は息を呑んだ。そこには可愛い制服に身を包んだ若い母が、笑顔でポーズを決めている写真が写っていたのだ
娘「なにこれ・・・」
男子2「俺の親父がさ、昔乃木坂46ってアイドルグループのファンでさ!なんか女優の白石麻衣とか作家の西野七瀬が昔いたとこらしいんだけど
   この前の保護者会で松村のお母さんを見て、絶対乃木坂にいた松村沙友理に間違いないって興奮しててさ」
女子2「まっつん、前お母さんの口癖さゆりんごパンチだって言ってたよね?その乃木坂の松村さんもキャッチフレーズがさゆりんごパンチなんだって!!」
娘「どういうこと・・・」

カレーの匂いが街角に溢れだす夕暮れ時
母「気持ち隠して♪じわじわ近づくよぉぉーうおぉおぉぉー♪さゆりーん!」
娘「ママ!!」
母「どうしたんよー血相変えてー」
娘「ママって昔アイドルだったの!?」
183:2014/02/14(金) 11:37:41.51 ID:
生ちゃんとの展開も気になるけど、
>>11
を何とか活用してほしい!
16:2014/02/12(水) 23:18:40.10 ID:
大女優、白石麻衣の最新作ポスターがいたるところに貼ってある渋谷の街、そこを歩く一組の母娘。

「あんな綺麗な人になりたーい」
娘がポスターを見上げながら言った。
「ママもなぁ、昔はあの子に負けへんくらい可愛かったんやでー」
「えー、嘘ばっかりー」
「ホントやでー さゆりんごパーンチ!」
「キモいよぉ、歳考えてよ もう、おばさんなんだからさぁ」
確かに、年のころ40前後の母親にはとても似合わない台詞である。

「ごめーん。ところで夕飯はどうしよー」
「今日は金曜日だよね! 一緒に美味しいとんかつでも作ろうよ!」
「せやな!じゃあ帰りに駅前で豚肉買って帰ろうな」
どこにでもいる幸せそうな母娘。少しふくよかな母親と、その半歩後ろをついて歩く娘。

どうやら二人は娘の洋服を買いに来たらしい。手に提げているのは、若者に人気のファッションブランドの袋だ。
しかし娘はどこか不満そうである。
「あーあ、本当はMARIKKAのコート欲しかったのになぁ」
「しゃーないやん。ちょっと高すぎるんよー」
「でもショップに行ってみるくらいはしたかったなー」
恐らくあまり裕福な家庭では無いのだろう。
「買いもしないのに見に行ってもしかたないやろ。それにあんたにはああいうモードっぽいの似合わんよ」
「おばさんに言われたくないですよーだ」
「ごめーん」
しかし、母娘の顔からは不幸の臭いは塵もしない。
人から賞賛されなくても、たくさんのお金をもらえなくても、そこには確かに幸せがある。
17:2014/02/12(水) 23:19:48.67 ID:
「でも不思議なブランドだよね。あんな大人気なのにデザイナーの素性も顔もわからないんだからさ。ママはどう思う?」
「・・・うーんわからんなぁ。カリスマっていうのは謎が多い方が人気出るもんやからなぁ」
「かっこいいなぁ」
娘の方はまだ15,6歳くらいであろうか。カリスマといった言葉には一番弱い年代なのだろう。

「ところでさー、どうしてママっていっつも渋谷来るときマスクしてるのー?」
娘の何気ない質問である。
そんな他愛のない質問なのに、母親は応えるときに一瞬詰まった。娘は気づかなかったようだが、私たちはそれを見逃さない。
「・・・あれー、言ってへんかったっけ?うち喉が弱いからさー、こういう大きな街来るときはマスクしてへんとやられてまうんよー」

「でもその割に家ではずっとよくわかんない歌唄ってるじゃん。大して上手くもないのにさ」
「歌は別やで。ママがこの世で二番目に好きなものやからな」
「一番は?」
「そらあんたに決まっとるやーん。言わせんといて恥ずかしいー」
「・・・おだてても何も出ないよ。それにその顔隠すリアクション、意味わかんないし」
「えーどうしましょー」

手を顔の前でひらひらさせている母親、悪態をつきながらも嬉しそうな娘。
見ているこちらまでが恥ずかしくなってしまうような光景である。
18:2014/02/12(水) 23:26:05.91 ID:
いくつかの月日が過ぎた。
ここは東京多摩地区、多摩川の河川敷。夕暮れの空の下、家路を辿る若い女が3人。
そのうちの一人はあの娘のようだ。どうやら話題の種はその母親のことらしい。

「まっつんのママってめっちゃ可愛いよね~」
「わかる!なんかふわふわしててさ、ザ・女子って感じ!」
今どきの女子高生といった感じの二人がはやし立てるように話す。

「えーやめてよぉ。いい年して『さゆりんごパンチ』とか言ってる勘違いおばさんだよぉ」
「何それ!?ヤバイ!超萌える!!」
「生で聞きたい!」
「やだやだ!恥ずかしくて無理だよ!!」
娘にとってそれは本当に恥ずかしいことなのだろう。透き通るような白い肌はみるみる紅潮していった。

その頃、彼女たちの家では母親が料理を作っていた。
「ヘックシュン!・・・なんや誰かがウチの噂しとるんやろか」
「そろそろ帰って来る時間やな、あとは仕上げにデザートのりんごの天ぷらを揚げるだけや!」
ニコニコ、身体を弾ませながら夕飯の支度をする母親。その笑顔には一点の曇りもない。

「ただいまー」
どうやら娘が帰って来たようだ。
「おかえりー。すぐご飯にするからちょっと待っててな~」
「今日の晩御飯なにー?」
「金曜日やから、天ぷらやでーヾ(@⌒ー⌒@)ノ」
「やった!天ぷら大好き!!」
娘は飛び跳ねながら叫ぶ。母娘はこういうところで似るものだ。
「今日は秋田に住んでる古い知り合いからりんごも届いたから、りんごも揚げてみたでー」
「えーそれ美味いの?」
「めっちゃ美味しいで!あまーい蜜たっぷりさゆりんご!みなさんご賞味いかがですかー」
「またやってるよ・・・」

どうやら、この家庭では金曜日は揚げ物と決まっているらしい。
なるほど、これだけの量の油を摂取していれば母親の体型も納得といったと ころだろう。
394:2014/02/15(土) 01:22:04.19 ID:
個人的にお勧めの楽曲

オープニングテーマ(>>16-17を読んだ後に聴いて
>>18
を読むのがおススメ)
One Direction 「What Makes You Beautiful」


>>32
乃木坂46「左胸の勇気」


>>39
星に願いを(ジャズver)


>>40
Taylor Swift 「We Are Never Ever Getting Back Together」


>>85
>>87
Avril Lavigne 「When youre gone」


>>107
Daniel Powter 「Bad Day」


>>142
>>144
>>149
>>156
BON JOVI 「bounce」

Ima Robot 「Greenback Boogie」


>>245
>>256
>>277
Green Day 「Holiday」


>>323
>>346
Madonna 「Miles Away」
20:2014/02/12(水) 23:33:27.22 ID:
夕暮れの空の下家路を辿る女子高生が3人

JK1「まっつんのママってめっちゃ可愛いよね~」
JK2「わかる!なんかふわふわしててさ、ザ・女子って感じ!」
JK3「えーやめてよぉ。いい年して『さゆりんごパンチ』とか言ってる勘違いおばさんだよぉ」
JK1「何それ!?ヤバイ!超萌える!!」
JK2「生で聞きたい!」
JK3「やだやだ!恥ずかしくて無理だよ!!」

母「ヘックシュン!・・・なんや誰かがウチの噂してるんやろか」
 「そろそろ帰って来る時間やな、あとは仕上げにデザートのりんごの天ぷらを揚げるだけや!」

娘「ただいまー」
母「おかえりー。すぐご飯にするからちょっと待っててな~」
娘「今日の晩御飯なにー?」
母「金曜日やから、天ぷらやでーヾ(@⌒ー⌒@)ノ」
娘「やった!天ぷら大好き!!」
母「今日は秋田の古い知り合いからりんごも届いたから、りんごも揚げてみたでー」
娘「えーそれ美味いの?」
母「めっちゃ美味しいで!あまーい蜜たっぷりさゆりんご!みなさんご賞味いかがですかー」
22:2014/02/12(水) 23:36:38.07 ID:
あれだけあった天ぷらの山は一瞬にして空になった。
女性二人とはとても思えない食欲である。

食後、二人はテーブルに座りながらテレビを見ている。
今世界で流行っている日本のものを紹介するバラエティ番組。チープでくだらない番組だが、こういう時間には一番合うものなのだろう。。
そこでは西洋で大人気らしいあるキャラクター紹介されていた。白い饅頭のような胴体に腫れぼったい瞼、愚鈍そうな瞳、身体には不釣り合いなほど筋肉質な脚
一見するとグロテスクな物体であるが、どこか見るものを惹きつける癖のようなものがある。
日本人の女性が作り上げた“どいやさん”というキャラクターらしい。

そんな映像を退屈そうに眺めている二人。すると娘が母に話しかけた。
「今日ママの話友達にされたよ」
「お、可愛いって話やろ?」
どうやら本気のようだ。
「自分でいうそれ?まぁそうだけどさ」
「やっぱうち可愛いんやなぁ。まだまだ若い子には負けへんもんなぁ」
「言っとくけど、顔がってことじゃないよ。ぶりっ子なところが可愛いんだって、これ馬鹿にされてるんだからね。恥ずかしい」
「なんや、嫉妬しとるんかー?」
「そんなわけないでしょ・・・」

つくづく仲の良い母娘である。
23:2014/02/12(水) 23:42:37.30 ID:
楽しみにしてるでーヾ(@⌒ー⌒@)ノ
27:2014/02/12(水) 23:47:02.59 ID:
少し場所を変えてみよう。
東京六本木、多数のメディアが集まった注目のイベント
その舞台袖で一人の女が泣いていた

「やっぱなな無理や~。こんな大勢の人の前で喋るなんてできひん」
どうやらこのイベントの主役のようだ。
その側にはデザイナー風味のおかっぱ頭をした見るからに気の強そうな女と、深刻そうな顔をしようと努めているがどうしても笑顔を隠すことができない、といった表情を浮かべた美女がいた。
おかっぱ頭の女が激を飛ばす
「何言ってんの!うちらの晴れ舞台だよ!」
「でも・・・なな喋るの下手やから・・・」
その声は今にも消え入りそうだ。

するとついに我慢できなくなったのだろう。くくと笑みを漏らしながら美女が口を開いた。
「また私が代わりに喋ろうか?w」
恐らく悪気はないのだろう。その口調にはごく親しい者同士の会話に含まれる独特の優しさがあった。
「ちょっとななみん!冗談はやめなさい!」
おかっぱ女は睨みながらヒステリックに叫ぶ。
「ごめんごめんw先に会場温めとくから早めに出てきてね」
ななみんと呼ばれた美女はそのままステージへと向かっていった。
29:2014/02/12(水) 23:59:08.26 ID:
>>27
ななみんか!
>深刻そうな顔をしようと努めているがどうしても笑顔を隠すことができない
ここ読んでかずみんかと思ったわ
おかっぱ頭って誰?(まぁ続き待てばええんやけど)
28:2014/02/12(水) 23:59:07.74 ID:
デザイナー風情

・さゆりんご母子は多摩地区に住む母子家庭設定?
・西野は作家それともデザイナー?
・橋本の職業は何?
32:2014/02/13(木) 00:04:56.01 ID:
残された二人。依然泣き止む気配のない女。
ついにしびれを切らしたのか、おかっぱ頭の女がまくしたてはじめる。

「ねぇ!横アリを思いだしなよ!あの時なーちゃん初めてのセンターだったけど凄い輝いてたじゃん」
「一生懸命踊って、歌って、アンチを黙らせたじゃん!あの頃に比べたら今回何かヘでもないでしょ!」
横アリ、センター、アンチ。どれも我々にとっては馴染みの薄い言葉だ。
「うち、あの時なーちゃん単推しでやってきて本当に良かったって思った。こんな素晴らしいアイドルを推せるなんて本当に幸せもんだなって」
「もう一度うちに夢見させてよ!」
そう一気に吐き出した彼女の瞳には大粒の涙が浮かんでいた。
どうやら気が強そうな表情は、精一杯の努力によって保たれていたものなのだろう。
今の彼女の顔はまるで傷ついた少年のように悲しげである。

泣いていた女はしばらくじっとしていたが、ふいに顔をあげた。
すでに涙は乾いているようだ。我々はその瞳に宿る光の強さに驚かされる。
「玲香・・・なな勇気出てきた!」
小さな声だが、そこには何物にも曲げることのできない強い意志が宿っているのが感じられる。
生駒と呼ばれた女はそれを聴いて安心したのだろう、その顔はもう先ほどまでと同じ気の強そうな表情に戻っていた。
「そうこなくっちゃ!さぁ行こう!」

ステージではすでにななみんがそれまでの時間をつないでくれていたらしい。
会場のボルテージはマックスだ。ななみんが高らかに二人を呼びこむ。
「皆様、大変長らくお待たせいたしました。それでは本日のメインゲストに登場していただきましょう!
どいやさんで世界の絵本界に革命を起こした西野七瀬さん、そして西野さんをずっと影から支えてきた乃木坂出版の桜井玲香さんです!」

フラッシュの波と大きな歓声が彼女たちを出迎える。まぶしさの中西野は呟いた
「玲香、ありがとう」
歓声にかきけされそれははっきりと聞こえない。
「えー何?聞こえないよ」

「・・・もう、ありがとうの二度聞きは禁止やで」
33:2014/02/13(木) 00:06:37.45 ID:
すいません。結構書き溜めてたんですけど、改めて読み返すと修正ポイントが多すぎて
ぼちぼち時間かかります
で、さっそくなんですけど
>>32
×生駒と呼ばれた女は
○玲香と呼ばれた女は
ですね、最初生駒ちゃんの設定で行こうかと思ってたけど、それだと秋田の古い知り合いが活かせないのでキャプテンに変更しました
39:2014/02/13(木) 00:13:24.12 ID:
再び場所は変わる。
東京高円寺、にぎやかな街のはずれにひっそりとたたずむ店。そこのカウンターに丸顔の女が一人
手元にはウイスキーベースらしきカクテルが置かれている

「あのポスター・・・」
女が呟く
「ああ、井上小百合さんですか。今度来日公演があるらしいですよ」
「そう・・・」
「でも凄いですよね、本場アメリカで日本人サックス奏者があんな活躍するなんて、誇らしいなぁ。
なんでも、今度の公演では昔からの盟友である歌手の中元日芽香さんがゲストボーカルに参加するらしいですよ。オールスターですね!」
まるで自分のことのように嬉しげな店員とは対照的に、女の表情は曇っている。

「・・・もう帰る。ごちそう様」
まだ酒は半分も残っているのに、どうしたのだろうか。
「ありがとうございました、寒いので気を付けてください。・・・あれお客さん、どっかでお見かけしたことあるような?」
「そんな古い手で口説こうたってそうはいかないわよ、人違いじゃない。さようなら」

外には雪が降り積もり始めていた。女は明るい駅前に背を向けるようにして歩きはじめる。鼻歌を口ずさみながら
「・・・まりっかまりっかまりっかまりっかまりっかりっかりまりっか・・・」

まりっか・・・どこかで聞いたことのある言葉だ。
今の私たちにそれを思い出すことはできない。
229:2014/02/14(金) 20:15:18.94 ID:
いま読み返してたらとんでもない矛盾に気づいたんで、修正しときます。
>>39
で雪が降り積もるって書いてあって冬の設定になってるんですけど
その後
>>85
で今から一年前なのに二学期の始業式が行われていた、ってことで今が=9月の設定になってます
ですから
>>39
の雪の描写は間違いです。前書いたやつをそのまま使ったので
すみません
40:2014/02/13(木) 00:15:39.20 ID:
丸顔の女はそのまましばらく歩くと、マンションの中へと入っていった。
この時間まで灯りのついていないところを見ると、どうやらひとり暮らしのようだ。
しかし、女性の一人暮らしにしては不釣り合いなほど大きな部屋である。

「ふぅ・・・」
広いリビングはため息すら響き渡るほどがらんとしている。
女はまだ飲み足りないのか、グラスにウイスキーを注ぐとそれをストレートのままちびちびと口に運びだす。
しばらく沈黙が続いたが、やがて酔いが回ってきたようで女は独り言をつぶやきだした。
「ひめたんもさゆにゃんも立派になっちゃってさ~凄いなぁ」

先ほどのバーで名前が出た二人の事のようだ。どうやら古い知り合いのようである。
「7年かそこらで人の細胞は全部入れ替わるっていうけど、7年前の二人からじゃ考えらんないな
・・・私は7年前からどれだけ変わることが出来たんだろ・・・」
女はそう呟くとまた沈黙の中へと沈んでいった。
45:2014/02/13(木) 00:31:14.10 ID:
我々は再びあの母娘のところへと戻ってくる。
時間はもう朝だ。

「もぉーなんで起こしてくれなかったの!!!今日は早いって言ったじゃん!!!」
娘は寝坊をしたようである。
「何回も起こしたんよーそっちが起きひんかったんやからそっちの責任やで」
母親は悪びれている様子もない。
「起きるまで起こすのが親の役目ってもんでしょ!ああ間に合わないよー」
「そんなことまでしてあげる義務はうちにはありませーん。目覚ましくらいかけときなさい」
「目覚ましじゃ起きらんないの!!行ってきます!」
娘は慌てて飛び出していく。
「ちょっと待って!愛情たっぷりさゆりんご弁当忘れてるんよー」
「ああもう!じゃあ行ってきます!」
「行ってらっしゃーい」
あわただしい朝である。

「やれやれしょうがない子やなぁ、よっこらせっと」
娘が散らかしていった部屋の中を片づけながら、母親は鼻歌を歌っている。
「気持ち隠して♪じわじわ近づくよぉぉーうおぉおぉぉー♪さゆりーん!」
どこか懐かしい曲だ。

一仕事終えた母親はテレビを見始めた。どうやら彼女は専業主婦のようだ。何故働いていないのにこれだけの暮らしが出来ているのだろうか
今の我々にはそれを知る手立てはない。
テレビでは朝のワイドショーをやっていた。
そこでは昨日のイベントの様子が映し出されている。

「皆様、大変長らくお待たせいたしました。それでは本日のメインゲストに登場していただきましょう!
どいやさんで世界の絵本界に革命を起こした西野七瀬さん、そして西野さんをずっと影から支えてきた乃木坂出版の桜井玲香さんです!」
我々が見たあのイベントである。
47:2014/02/13(木) 00:36:12.14 ID:
今から10年後が楽しみだ
妄想が現実に変わるその日まで…
54:2014/02/13(木) 01:01:54.54 ID:
「玲華髪切ったんやー」
その映像を見た母親が呟いた。知り合いなのだろうか。
「ななみんは全く変わらへんなぁ、相変らず可愛いわ。七瀬もこんなに立派になって大したもんやなぁ」
どうやら画面に映っている三人すべて知っているようだ。
一体どういうことだろう。何故一介の主婦がテレビで紹介されるような人物たちと知り合いなのだろうか。
謎は深まるばかりである。

家を離れ、娘の学校へと視点を変えてみよう。
今は休み時間のようだ。娘は教師に呼び出されたらしく音楽準備室にいる。
「松村さん、あなた今日も遅刻だったらしいわね。いい加減にしたらどう」
母親より少し若いくらいであろうか、女の教師である
「すみません・・・急いだんですけど」
「もう高校生なんだから、いつまでも子供気分でいちゃだめよ」
「はい」
娘は母親の前での態度とは打って変わって、しおらしい女子高生を演じている。
しかしよく見ると髪の毛は軽く乱れており、大きなマスクで顔の半分を隠しているところに朝の喧騒の跡がうかがえる

「ところで松村さんのお母さん、今度こそ保護者会来ていただけるんでしょうね?」
「多分・・・」
どうやら母親は保護者会に出席していないようだ。
「そんなことでは困りますね。私がこの学校に赴任してきて1年、未だにあなたのお母さんの顔を拝見したこともないんですよ」
「しかも担任になったここ半年、何度お呼びしても出てこられないんだから。一体どうなっているのかしら?」
娘は精一杯困った顔で答える。
「母も忙しいもので・・・」
「忙しって、お母様働いていらっしゃらないんでしょ?」
「確かにそうですけど、でもなんで先生そんなに母に拘るんですか?他にも保護者会に出席なさってない母親はたくさんいます
なんでうちの母だけそんなに呼ばれなくてはならないんですか?私だって特に問題児だとも思わないんですけど」
娘の疑問は最もである。
「教師には教師の理由があるんです。あなたにはわからなくて結構。とにかく、今度こそお母様に私と会っていただきますからね」
女教師はそう冷たく言い放つと、娘を外へと促した。
64:2014/02/13(木) 01:59:41.55 ID:
全ては繋がっている

この物語がどう進むのかどう展開していくのか実に興味深い
72:2014/02/13(木) 12:23:40.96 ID:
待機の間はこれでも聴いて

85:2014/02/13(木) 21:27:11.19 ID:
ここで、我々は少し時間を戻ることとなる。
あの母娘との出会いから一年前、学校では二学期の始業式が行われていた。
生徒は全て女子、そしてそこには1年前の娘もいる。まだ中学生らしく、制服が今のそれとは違う。
どうやら娘の学校は中高一貫の女子校のようだ。あまり裕福で無い家庭の娘が何故この学校に入れたのか、今はまだわからない。

壇上では新任の教師の自己紹介が行われていた。
「みなさんはじめまして、この二学期から皆さんの音楽の授業を受け持たせていただきます生田絵梨花と申します。」
あの音楽教師だ。
「前の学校では親しみを込めて生ちゃん、って呼ばれていました。皆さんも良かったらそう呼んでください。」
大きく黒々とした瞳、喋る時以外は硬く結ばれた唇、短く揃えられた髪型、その全てが石のような厳格さを放っている。
しかし、同時に彼女の雰囲気にはどこか抜けたところも感じることができる。
ただの厳格な教師ではなく、そこには柔和で親しみやすい雰囲気が内包されている。
生徒達もそれを感じ取ったのだろう、会場は温かい拍手に包まれた。
86:2014/02/13(木) 21:27:23.08 ID:
つづきがくるまでこれを聴いて待機

87:2014/02/13(木) 21:28:15.82 ID:
時間は少し進む。はじめて生田があの娘のクラスを受け持った日に我々は来ている。

「Nel cor pi? non mi sento brillar la giovent?; cagion del mio tormento, amor, sei colpa tu,」
生田は自慢の歌声を披露しているようだ。生徒達はうっとりと聞き入っている。
「はい、今日はここまでにしときましょう。みなさんこれからよろしくお願いします。」
「よろしくお願いします!」
最初の授業としては上出来すぎるほど生田は生徒達の心をつかんでいる。

「ありがとうございましたー」
生徒達は口々に挨拶をしながら音楽室を出ていく。それをにっこりと見送っていた生田だったが、ある生徒を見送る時一瞬顔が曇った。
「先生、歌お上手ですね!」
あの娘だ。
「・・・ええ、松村さんだったかしら?歌はお好き?」
「はい!母が良く家で歌を歌っているので、私も自然と歌が好きになりました」
「お母様歌がお好きなのね・・・おいくつくらいかしら」
「ええと・・・今年で39になります!」
それを聞いた生田は少しの間凍りついた。
「先生?どうかされました?」
「いえ、なんでもないの。そう・・・歌が好きなお母様によろしくね」
「はい、ありがとうございました!」
元気にあいさつして娘は出ていく。元気な子なのだ

「似てる・・・さゆりん・・・」
生田がつぶやいた。
99:2014/02/13(木) 21:38:59.01 ID:
その日の母娘の家に向かってみよう。
ちょうど娘が戻ってきたところに我々は遭遇する。

「ただいまー」
「おかえりんごーヾ(@⌒ー⌒@)ノ」
今と変わらない母娘の雰囲気だ。

「今日ね!新しい音楽の先生の授業だったの!」
娘は早速今日有った出来事を切り出した。中学生なのに母親とここまで仲が良いのも珍しい。
「そうなんかーどんな先生やー?」
「生田って先生でね!凄い歌とピアノが上手なの!」
「・・・生田?下の名前は?」
母親の顔に珍しく狼狽の色が浮かんだ

「絵梨花って言うんだって、生ちゃんって呼んでくださいって。でも凄い綺麗な人だし、一見厳しそうなんだけど優しいし、良い先生だと思うなぁ・・・ママ?どうしたの?」
母親は手に持ったお椀を下に落として立ちすくんでいた。
「い、いやなんでもないんよー。ちょっと手が滑っただけや。そっかそっか新しい先生めっちゃいい人なんやな。そら良かったなぁ。のぞみ音楽好きやもんなぁ。」
「うん!これからますます授業が楽しみになった!!」
娘は特に気にしてもいないようだ。そして我々はここで初めて娘の名前がのぞみ、であることを知る。
107:2014/02/13(木) 21:50:07.23 ID:
その日の深夜になった。娘が寝静まった後母はリビングで考え事をしているようだ。

「まちがいない・・・いくちゃんや・・・」
目の前のパソコンには生田のプロフィールが載っている
生田は前の学校で合唱部の顧問をしており、都大会優勝経験があったようだ。その大会でのインタビューの様子があげられている。

「そうですね。やっぱり若い子たちに音楽の楽しさと、素晴らしさを知ってもらうには合唱が一番かなと思っております。」
―生田先生自身、若かった頃は音楽お好きでいらっしゃいましたか?
「ええ、当時から歌うこととピアノはとても好きでした。」
―乃木坂46においても先生は歌が上手くて有名でいらっしゃいましたね。
「そこまでお調べになってるんですか(笑)あのころは楽しかったです。多くの方が私の歌やピアノを聴いてくださる機会が多くて」
―テッペングランプリでも優勝なさってましたね。
「そうですね。ああ懐かしいなぁ。もう一度あの頃に戻ってみたいですね。もちろん今も可愛い教え子たちに囲まれて幸せですけど・・・」

母はそこまで読んでパソコンを閉じた
「うちのせいや・・・ごめんないくちゃん・・・」
その頬を涙が伝う。我々がはじめて目にする母の涙である。
113:2014/02/13(木) 21:55:09.91 ID:
>>111
了解

続きが来るまでこれを聴いて待ってますわ
118:2014/02/13(木) 22:14:52.68 ID:
ここまでの登場人物一覧

松村沙友理(39)…主人公・専業主婦
松村のぞみ(16)…沙友理の娘・中高一貫校の高校生
生田絵梨花(35)…のぞみの通う学校の音楽教師
生駒里奈(36)…秋田の知り合いで職業不詳
伊藤万理華(36)…ファッションデザイナー?
井上小百合(38)…世界的サックス奏者
桜井玲香(38)…乃木坂出版の編集者
白石麻衣(39)…女優
中元日芽香(36)…歌手
西野七瀬(38)…世界的絵本作家
橋本奈々未(39)…女優?
136:2014/02/13(木) 23:21:44.92 ID:
さゆりんごのパートの音楽は個人的に
「いつか王子様が」が合うと思った
りんご姫繋がりなのと曲がノスタルジーとファンタジーを喚起するところとか

Dave Brubeck Quartet - Someday My Prince Will Come
142:2014/02/13(木) 23:36:48.88 ID:
さらに半年が過ぎた。舞台はまた学校に戻る。
のぞみは高校生になったようだ。クラスでは新しい担任が挨拶している。
生田だ。

「みなさん、これから1年間よろしくお願いいたします。」
人気の先生が担任になったことで生徒たちははしゃいでいる。
「生田先生!質問いいですか?」
活発そうな女子が手を挙げる。
「はい、どうぞ」
「私この前ネットで生田先生こと調べてみたんです。そしたら先生って昔乃木坂46ってグループでアイドルなさってたんですね!」
ざわめく教室。
生田ははにかみながら答える。
「ふふ、恥ずかしいことを知られちゃいましたね。確かに私は昔そういう活動をしていました。でもほんの4年間ほどですよ」
「すごーい」「どうりで綺麗だと思った」
口々にはやし立てる少女たち。
のぞみもそれを聴いて目を爛々と輝かせている。

「しかも乃木坂46って、あのAKB48の公式ライバルってことで一時期凄い人気があったんですよね。私のパパも覚えてました」
AKB48というグループは我々も知っている。今や芸能界でジャニーズと並んで二大勢力となっているアイドル集団だ。
「まぁそんなところでした。でももう10年以上も前の話です。先生も若気の至りでそういうことをしてましたけど、ちょっと恥ずかしいからその話は周りの人にはもうしないでくださいね。」
口調は優しいが、それ以上の追及を許さない強い意志がその中には含まれている。
「はーい、わかりました」
生徒達はみな少し気圧されながら返事をした。

夕暮れ時、生徒達が皆帰った後の教室。教壇の上で生田は震えている。
その手にはクラスの生徒達の名簿が開かれていた。
生田の眼はその内の一人に注がれたまま動かない。
「やっぱり・・・さゆりんだったんだ・・・」
それは松村のぞみの欄だ。そこにはこう書かれている。
"母:松村沙友理"
144:2014/02/13(木) 23:38:09.92 ID:
母娘の家ではちょうど夕食時のようだ。二人はカレーライスに舌鼓を打っている。

「高校生活はどうやー?」
母が聞く。
「まだ始まったばっかだから・・・それに中学からエレベーターでみんな上がるんだもん。何も変わりはしないよ」
「でも制服も可愛くなったし、すっかり高校生って感じやで!さすがウチの娘や!!」
娘の成長がよっぽど嬉しいのだろう。母はいつにも増してニコニコしながら話している。

「新しい担任の先生は誰になったんや?」
何気なく母が聞いた。
「生田先生になったよ!」
のぞみは嬉しそうに答える。
「ホンマか・・・」
先ほどまでとは打って変わって、母の顔から一瞬笑顔が消えた。しかし娘はその変化に気づかない。
「ねぇ聞いて!生田先生って昔アイドルグループに所属してたんだって!!乃木なんちゃらってところ。
なんかAKB48のライバルとかどうとかで、結構昔人気あったグループらしいよ!確かに生田先生って美人だもんなぁ、ママとはえらい違いだね!・・・ママ?」
母は顔を伏せてしまっている。
「・・・もしかして傷ついた?嫌だなぁ、冗談だよ!ママだっておばさんにしては可愛いって!ねぇ・・・どうしたの?」

母は顔をあげる。笑顔をしてはいるが、それは明らかに無理に作られたひきつった笑顔である。
「ちょっとだけ傷ついたわ!でも生田先生ってそんな凄い人なんやな。なんでそのことわかったんや?」
「・・・なんか、新しくクラス一緒になった子が先生について調べてみたんだって。先生あんま触れてほしくなさそうだったけど」
「ほんまか、凄いなぁそんな美人さん見てみたいもんやなぁ」
「保護者会で会えばいいじゃん。それにネットで調べたら出てくるらしいし、今一緒に調べてみようよ!」
「あかん!!!」
146:2014/02/13(木) 23:38:44.40 ID:
予想以上にいい感じだなw はよ続き書けや!!
149:2014/02/13(木) 23:44:47.63 ID:
母が叫んだ。今まで聞いたことのない強い口調である。
のぞみはその語気の荒さにすくむ。
「な、なに?」
「・・・大声だしてごめん。でもあかんでそれを調べたら。」
「なんでよ?」
「先生そのこと隠してたんやろ。人の嫌な過去を詮索したらあかんのや。人はみな触れられたくない過去を持ってるもんや。
それを無理にほじくり返したらあかん。先生だって忘れたいのかもしれん」
いつになく真剣な顔つきだ。

「私が調べるくらいいいでしょ」
「あかんで、人は何かを知ったらそれを誰かと共有しないと気が済まない生き物や。のぞみももし先生の過去を知ったら、間違いなくその話を友達とする。
そしたら一気にまたそれが話題の中心になってまう。
先生にとって触れられたくない過去が常に教室に溢れていることになる。そんなの最悪やろ。」
「でももうみんなその話知ってるよ。今日だって放課後その話題で持ちきりだったし。」
「のぞみは先生の昔の姿見たんか?」
不安そうな表情を浮かべる母

「それがさー。そのアイドルグループの動画とか写真ってどこにも残ってないんだよね。スマホから見れるサイトだとさ、全部消されちゃってて。
先生のことが書かれているのもなんかのインタビュー記事だけで。
一応wikipediaには載ってたんだけど、そこにも全然詳しいこと書いて無くてさ。なんかAKBのライバルだってことと、あと4年で解散したってこと
それと、絵本作家の西野七瀬、女優の白石麻衣、芸人の永島聖羅が昔所属していたってことしか書かれてないんだよね
だからパソコンから詳しいこと調べてみようと思ってたんだけど」
母は安堵の表情を浮かべる。
「そんな昔のアイドルのことなんか誰も興味ないんやろ。とにかくそれ以上調べたらあかんで。先生可哀想やからな」
「・・・はーい、わかりました」
素直な娘である。
156:2014/02/14(金) 00:08:25.23 ID:
夜になった。我々は大きく場所を移動する。
ここは、京都の駅からほど近いマンションの一室。そこで誰かが電話をかけている。

「本当にさゆりんなの?・・・うん、それは会って確認した方が良いよ・・・・
私も確かめに行きたいけど、忙しくて・・・・うん・・・・・うん・・・・いくちゃん泣かないで・・・・他のメンバーにはもう伝えた?・・・・
そうなんだ・・・・じゃあはっきり確認とれるまでだれにも言わない方が良いよ・・・・・うん、私ならいつでも相談のるからさ・・・・
それは勇気いるよ・・・・娘はどんな子?・・・・・やっぱり二人に似てるんだ・・・・・また何かわかったら連絡して・・・・・じゃあね」

その電話が終わると、再び女はどこかに電話をかけた。

「あ、もしもしまあや・・・・いくちゃんがさゆりん見つけたって・・・・そうさゆりん・・・・・うん、教え子のお母さんらしい・・・・・
そんな興奮しないでよ・・・・・まだ会って確認はしてないって・・・・・でも中々会う勇気がわかないって言ってた・・・・・
私も仕事が落ち着いたら東京行こうと思う、まあやは?・・・・・結構大変なんだ。じゃあ先になるかな・・・・・
まぁ今度会って話そうよ・・・・・うん、じゃあおやすみなさい・・・・・」

女はそのままベットに倒れこんだ。
「さゆりん・・・」
181:2014/02/14(金) 10:13:22.73 ID:
ここまでの登場人物一覧

松村沙友理(39)…主人公・専業主婦
松村のぞみ(16)…沙友理の娘・中高一貫校の高校生
生田絵梨花(35)…のぞみの通う学校の音楽教師
生駒里奈(36)…秋田の知り合いで職業不詳
伊藤万理華(36)…ファッションデザイナー?
井上小百合(38)…世界的サックス奏者
桜井玲香(38)…乃木坂出版の編集者
白石麻衣(39)…女優
永島聖羅(38)…芸人
中元日芽香(36)…歌手
西野七瀬(38)…世界的絵本作家
橋本奈々未(39)…小説家
樋口日奈(34)…京都在住。職業不詳
和田まあや(34)…職業不詳
202:2014/02/14(金) 18:11:13.41 ID:
夏も近づく八十八夜。緑一面に包まれた茶畑のほとり。大きな日本家屋の一室が彼女の城

子供たち「せんせーありがとうございました!!」
女「ありがとうございました。皆気を付けて帰ってねー。さようならー」
子供たちがいなくなった後の部屋はがらんとしている。女は一枚一枚じっくり絵を眺めはじめた
女「・・・あ、またどいやさんだ、人気あるなぁ。なぁちゃん凄いなぁ」「あんな泣き虫だった子がこんなに立派になるなんて、ふふふ」
しばらく感傷にふけっていると、どこからか彼女を呼ぶ声がした
「まいまーい!お腹すいたよー!!」
女「あ、陽菜ちゃん。ごめんね。今ちょっと昔のこと思い出してたんだ。すぐご飯にするね」
陽菜「昔のまいまいも可愛いけど、今がいーちばん可愛いよ!」

あなたは乃木坂46を覚えているだろうか?
213:2014/02/14(金) 19:23:48.87 ID:
これを聴きながら待機

219:2014/02/14(金) 19:35:25.67 ID:
明るい曲もいかがですかヾ(@⌒ー⌒@)ノ

237:2014/02/14(金) 20:46:40.95 ID:
時間は大きく進む。我々は今へと戻ってきた。
だがここは初めてくる場所だ。
東京青山、霊園からほど近いオフィスビル。その三階では何かの会議が行われている。
参加しているのは皆私服の若者、髪型も自由気ままでありどうやら普通の会社では無いらしい。
中央に座っている背の低い女が口を開く。

「来年の春夏に向けてのイメージが万理華から届きました。今日は皆にこれらを検討してもらって、各々デザインに反映していただきたいと思います。」
丸テーブルに広げられているのはグロテスクな抽象画だ。
我々には何が描かれているのか読み取ることすらできない、しかしその場に参加している若者たちは真剣にそれを眺めている。
女はそれを一瞥すると立ち上がる。
「では、そういうことですので、あとは皆さんにお任せしたいと思います」
どうやら女はそういうものには興味がないらしい。

会議室を出て行った女は、続いて隣の応接室へと入って行く。
「お待たせ、ななみん」
そこで待っていたのは、六本木のイベントで我々も目にしたあの美女だ。
「結構待ったよwあれ、寧々痩せたんじゃない?」
相変らずその顔にはいじわるな笑みが浮かんでいる。しかしそれは相手を下に見たものではなく、親しみの反映なのであろう。
238:2014/02/14(金) 20:48:28.50 ID:
寧々と呼ばれた女は弱弱しく微笑みながら応える。
「最近あんまりゆっくり休んでないからね・・・」
「また万理華?」
「うん、今日もこんなの送ってきた。イメージ画だって。」
さきほど机に広げていた絵のコピーだ。

それを見た瞬間またななみんは噴出した。
「あららwこらまた凄いこんがらがってるね万理華、なんかあったの?」
「わかんない、でも電話は通じないし、家に行ってもあんま帰ってる様子ないし、困っちゃう」
心底疲れているのだろう、寧々の口からは自然と深いため息が漏れだした。

「だからななみんに提案された、どいやさんとのコラボもどうなるかわからないよ。万理華ただでさえ乃木坂時代のこと思い出したくないみたいだし」
「そんなぁ~。今をときめく絵本作家西野七瀬と謎の天才デザイナー伊藤万理華のコラボ、これほど話題性があることもないでしょ!
しかもその二人はもともと同じアイドルグループに所属していたなんて、当時のファンの人だって飛びつくよ!」

ななみんの熱い口調とは対照的に、落ち着いた口ぶりで寧々は返す。
「もう私たちのことを覚えている人なんていないよ。20年近くも前のちょっと流行っただけのアイドルグループなんてさ
それに、ソニーの必死の努力によって私たちのことは殆ど歴史から抹消されたも同然だし。
まいやんだってらりんだって、なーちゃんだって誰も元アイドルだったなんてこと出さないでしょ。黒歴史ってやつじゃない」
「・・・何それ、寧々は乃木坂のことそんな風に思ってるわけ?あの頃のこと忘れたの?
皆で一緒になって一生懸命だったじゃん!握手券を売ってるだけのキャバクラグループなんて言われたこともあったけどさ。
でも見返そうと思って頑張ったらだんだんとファンの人が増えてきて、あの感動忘れたの?」

もうななみんの顔に笑顔はない。しかし寧々はいたって冷静だ。
「まぁななみんはずっと選抜で前の方にいたからそういう風に想えたかもしれないけど、私みたいな殆どアンダーの人間からしたらそんな熱くなれないんだよね。
アイドルなんて自覚も殆ど芽生えなかったし、ファンが増えた実感なんて全く味わえなかった。正直言って当時は苦痛だったよ。むしろあのことがあって清々したくらい。」
「寧々ッ!!」
ななみんは立ち上がり寧々に掴みかかろうとする。一瞬寧々はひるむ。

その時、タイミングよく男が入ってきた。
「・・・寧々さん。僕の見てもらえますか」
異様な空気を察したのかその口調はおびえている。
「ああ、今チェックするから少し待ってて。そういうことだからななみん、私忙しいの。今回の話は無かったことにしてもらえるかしら。

ななみんは拳をほどき荷物をまとめだした。
「もう寧々には頼まない、私が直接万理華に交渉する。さようなら、まさかそんな奴だとは思わなかったよ!」
彼女は叫びながら部屋を出て行った。
245:2014/02/14(金) 21:19:17.41 ID:
次に我々はある建物の内部へと侵入していく。
どうやらそこはスタジオで映画の撮影をしているらしい。
ちょうど今日の撮影が終わったところのようだ。

「白石さんお疲れ様です!」
「今日も素晴らしい演技でした!」
「相変らずお美しかったです!」
男たちが口々に賞賛を向ける先には女がいる。
我々はその姿を見て息を飲む。
その女は美そのものであるかのように見えた。少し微笑みながらそれらの賞賛を受け止めているその姿は一転の曇りもない。
年のころは40ほどであろうか、けれどもその肌は生娘のように瑞々しく表情は子供のように澄んでいる。
他方年相応の落ち着きと色香を放つその佇まいには、我々が触れることのできない深淵を感じさせる。
傾国の美女とはまさにこの女のような人物を指すのであろう。それほどまでに彼女は輝いていた。
白石麻衣。我々が最初にあの母娘を見た時に、街に貼られていたポスターに大きく写されていた女だ。

そんな白石の側には、片時も離れることなくもう一人の女が付き添っている。
恐らく彼女と同年代であろう女だ。少し出た前歯が気になるが、こちらも中々の美女である。男にとってみたら完璧な白石よりも少し崩れたこの女の方が魅力的かもしれない。
二人は微笑みを絶やさないように建物を抜けると、外に待っていた黒い車に乗り込む。

「まいやーん。今日も可愛かったよぉーー」
中に入った途端前歯の女が白石に抱きつく。
「優里辞めてよ~恥ずかしいよ~」
どうやら優里という名前らしい。

「誰も見てないよ~二人っきりだねまいやん・・・」
「運転手さんがいるでしょ!!」
なるほど運転席には確かにこれもまた女が座っている。

「大丈夫・・・仕切りがあるから、二人には手出しできないよ・・・」
優里の声は真剣だ。
278:2014/02/14(金) 22:06:13.45 ID:
>>245
>>256
に合いそうな曲

Green Day - Holiday
289:2014/02/14(金) 22:16:05.26 ID:
>>278
このスレでまさかのGreen Dayww
256:2014/02/14(金) 21:43:03.20 ID:
「・・・ハァ、ハァまいやんのお尻柔らかい・・・ああちょうどいい垂れ具合だよ・・・食べちゃいたい」
「ちょっと・・・ンッ・・・駄目だってば・・・優理・・・」
我々にはどうすることもできない。

その時である。
「おい。こっちはシケた空気になってんぞ」
運転手がドスの利いた声で注意する。
「す、すみません・・・ってせいたん!?」
白石は驚きのあまり素っ頓狂な声をあげる。
先ほどから見ていると、白石はその見た目とは裏腹に結構根はファニーな性格のようだ。
「なにしてんだよ~いい年したおばさんが二人して恥ずかしい」
せいたんと呼ばれた女はニヤニヤしながら応える。

「それはこっちのセリフだよ。せいたんこそ何してんの!行きの運転手さんは!?」
「奥さんが急に産気づいたってんで、急遽私が呼ばれたんだ」
「そうなんだ・・・」
優理は残念そうに溜息をもらす。一体どこまでいくつもりだったのだろうか。

「まったく優理には困っちゃうよ、もういい年なんだからやめてよね」
白石は額の汗をぬぐう。その仕草には流石に大女優の色気がある。

「あ、そろそろ『らりんのキスして!』の時間じゃない!」
白石はそう叫ぶと、車に備え付けのテレビを操作しだした。
「あーもう始まってる!危なかったぁ」

画面には、ずんぐりむっくりとした芋臭い女がまくしたてる様子が映っている。
どうやらコント番組のようだ。
『ふぇ~ん、キスして!』
「出たwwらりん最高wwwwwww」
白石がお腹を抱えて笑い出す、たまらなくツボなのだろう。

「まいやん・・・」
優里が呟く。その顔には激しい嫉妬の炎が燃えていた。
265:2014/02/14(金) 21:57:24.18 ID:
ここまでの登場人物一覧

松村沙友理(39)…主人公・専業主婦
松村のぞみ(16)…沙友理の娘・中高一貫校の高校生
生田絵梨花(35)…のぞみの通う学校の音楽教師
生駒里奈(36)…秋田の知り合いで職業不詳
伊藤寧々(36)…伊藤万理華のアシスタント?プランナー?
伊藤万理華(36)…ファッションデザイナー?
井上小百合(37)…世界的サックス奏者
斉藤優里(38)…白石の付き人
桜井玲香(37)…乃木坂出版の編集者
白石麻衣(39)…女優
永島聖羅(38)…芸人
中元日芽香(36)…歌手
西野七瀬(37)…世界的絵本作家
橋本奈々未(39)…小説家
畠中清羅(36)…運転手
樋口日奈(34)…京都在住。職業不詳
和田まあや(34)…職業不詳
277:2014/02/14(金) 22:05:58.89 ID:
車は夜の都会を駆け抜けていく。外には涼しい風が吹いている。もう秋なのだ。

「いや~今日もらりん面白かったなぁ、久々に会いたいなぁ」
白石はうっとりした顔をしている。
「良いね。久々に私も会ってみたい」
せいたんがそれに応える。
「うん・・・」
優理はどことなく不満げだ。

「それに私もああいうコントやってみたいなぁ。人を笑わせてみたい。」
「良いね。私もまいやんのコント見てみたい。」
「でしょ、絶対面白くできると思うの。ねぇ優里、どうかな?」
「駄目だよ」
厳しい口調だ、一切の妥協を許さない鉄の意志を感じさせる。

「えーなんでー。良いじゃんイメージチェンジってやつでさー」
白石は不服そうだ。
「良いじゃん私もまいやんの新しい可能性を開花させるべきだと思うな」
せいたんが続く。

「絶対駄目!まいやんはお姫様なんだよ、お姫様はそんなふざけた笑いをとったりしないでしょ?」
優里は依然として強い口調である。
「私はお姫様なんかじゃないよー優里が一番知ってるでしょー」
「そうだよ、私もまいやんはお姫様なんかじゃないと思う」

「駄目だよ!ねぇまいやん。あたしにまかせといてよ、あたしが一番まいやんのことわかってるし考えてるんだよ。
乃木坂が解散してから二人でずっと一緒にやってきたじゃん。ね、だからわがまま言わないで。お願い」
一歩も譲る気はないようだ。

「・・・わかったよ優里に全部任せてきたんだもんね。今更だよね、ごめんね」
「私もまいやんはゆったんあってのまいやんだと思うな。」

「わかってくれて良かった。じゃあまた明日ね。頑張ろうね、まだまだ」
優里はそう微笑むと車を降りて行った。

「なんか私ってマネキンみたいな気がする。ドレスを着たマネキン、私の意志なんかどこにもない・・・」
白石がつぶやく。
「そんなことないよ。まいやんはまいやんで立派な人間だよ。私はそんなまいやんが素敵だと思うよ。
くよくよせんと、ずっとせいたんが傍におるから」

二人を乗せて車はまた動き出す。
305:2014/02/14(金) 22:28:11.05 ID:
オープニングはこれな

316:2014/02/14(金) 22:48:47.41 ID:
松村のぞみ役候補

317:2014/02/14(金) 22:54:50.43 ID:
>>316
おう適任だな
320:2014/02/14(金) 23:02:51.03 ID:
さて、あの母娘のところへ戻ってみよう。
「今日先生に呼び出されたー」
ちょうど二人はくつろいでいるところのようだ。
「遅刻したからやろー。だから自分でなんとかしろって言ったんよーヾ(@⌒ー⌒@)ノ」
「ママが起こしてくれなかったからじゃん!それにそれだけじゃないの。ママが全然学校に出てこないってことが問題になってるみたいだよ!」
「・・・ほんまかー。そら困ったなぁ」
母にとっては触れられたくない問題なのだろう。その顔に影が差す。

「なんでママ学校に行かないのー?生田先生なんか担任なのに一回も会ったことないって言ってたよ。何度もお呼びしたのにって」
「うーん、めんどくさいんよー。のぞみのことは学校の先生に任してあるから。」
「でも一回くらい会った方が良いよ。やっぱウチは特殊な家庭なんだしさ、先生も心配してるかも」
やはりのぞみも家庭の異常性には気づいているようだ。
「せやなぁ。まぁ次呼ばれたら行ってみるわ。」
「それがいいよ。」

「それより、明日は日曜日やで。お出かけせえへんか?」
まるで少女のような瞳で母は誘う。
「ごめーん。明日は友達と遊びに行くんだー。また来週出かけようよ。」
「そうなんか・・・」
がっくりとした表情を見せる母。娘のことがよっぽど好きのようだ。
「どこへ行くんや?」
「特に決めてないけど、まぁ映画でも見ようかなって」
「そっかー。夜遅くなったらあかんで。怖い人がいっぱいおるからな」
「いつまでも子ども扱いしないでよ。それくらいわかってますよーだ」
夜は更けていく。
323:2014/02/14(金) 23:03:51.70 ID:
翌日になった。
「行ってきまーす」
元気よくのぞみは飛び出していく。その姿は大人とさほど変わりはない。
「行ってらっしゃーい!・・・大きくなったなぁ、ますますあの人に似て来とるわ」
あの人とはだれであろう。

「さて、今日はゆっくりするんよー」
そう言いながら母は横になる。ぐうたらな女だ。
突然、電話が鳴る。画面には登録されていない番号。恐る恐る母は電話をとる。
我々は特別に相手の声も聞くことが出来る。
「もしもし・・・?」
「・・・」
相手は沈黙している
「もしもし、どなたですか?」
「・・・さゆりん」
この声に我々は聞き覚えがある。そう、のぞみの教師生田絵梨花だ。

母は咄嗟に電話を切る。そしてそれを放り投げると、部屋の隅で震えだした。
再び電話がなる。しばらく無視していると切れる。しかしすぐさままた鳴り出す。
母は意を決して再び出た。
「もしもし・・・」
「さゆりん、なんで切っちゃったの?私がわかる?」

母は暫く黙っていたが、振り絞るようにして喋りだす。
「いくちゃんやろ・・・」
「ご名答!久しぶりだね」
「・・・変わってへんな、声」
「さゆりんも変わって無いね、17年前、あの時と全く一緒だよ・・・」
330:2014/02/14(金) 23:12:36.22 ID:
>>323
ならこれ

Madonna 「Miles Away」
346:2014/02/14(金) 23:38:51.79 ID:
「いくちゃん、ごめんな。うちのせいで・・・」
母の顔には大粒の涙が浮かんでいる。
「今更謝られたって困るよー。でもびっくりした、まさか私の教え子のお母さんがさゆりんなんて。神様のお導きかな」
「うちも1年前、いくちゃんがのぞみの学校に来たって聞いた時びっくりしたんよ・・・いつこうやって電話かかって来るか・・・」
「まぁ確信したのは半年前だけどね。それまでは流石にまさかって思ってたから。さゆりん大阪に帰ったと思ってたし。
でも半年前、のぞみちゃんの担任になって改めて名簿見てびっくりした、信じらんなかったよ」

「もっと早く連絡くるかと思ってた・・・」
「やっぱり私も中々電話するの勇気いったよ。わかるでしょ?だから最初にひなちまにこのことを伝えたの。
そしたら、彼女が来てくれることになってね。それまで待とうかと思って。
でも思ったより来るの遅くてさw相変らずはんなりしてると思わない?
そうそう、ひなちま今京都に住んでるんだよ。ニセ京都人から本物の京都人なれたんだ。良かったよね。
でね、実は昨日ひなちまと、何故かまあやも一緒に私に会いに来てくれたんだ。
だから今勇気を出して電話したわけ。」
生田は一気にまくしたてる。明るい口調ではあるが、その中には確かに負の感情が感じられる。
「ねぇ、さゆりん聞いてる?だからさ、今から学校の近くのスタバ来てくれないかな?私たちそこで待ってるから。
無理とは言わないよね?今日はのぞみちゃんもお出かけしてること知ってるんだよ。
昨日一緒に出掛けるっていう友達からお話聞いたから。」
有無を言わさぬ強い意志が含まれた言葉だ。

「・・・わかった」
母は小さく同意する。
「じゃあなるべく早く来てね!待ってるから。またあとで!」

電話は切れた。沈黙を発するその機械を耳につけたまま母は立ち尽くす。
「どうしましょ」
その言葉にははっきりと怯えが感じ取れる。
347:2014/02/14(金) 23:40:32.47 ID:
今日はこれで失礼します。
ちなみに僕が好きな音楽はスピッツです
この話に合うかなぁと個人的に想ってるのは、ベル&セバスチャンっていうイギリスのバンドです
357:2014/02/14(金) 23:48:47.39 ID:
エンディングは作者さんが好きなスピッツのこの曲がいいな

スピッツ「小さな生き物」
359:2014/02/14(金) 23:49:32.07 ID:
乃木坂の物語なのに乃木坂以外の洋楽や楽曲が主題歌とか
362:2014/02/14(金) 23:52:12.10 ID:
乃木坂の楽曲でも聴いたんだけどどうもピンとくるものがないなあ
381:2014/02/15(土) 00:20:42.91 ID:
ここまでのあらすじ

時は2031年。大勢の人間が行きかう渋谷の街を歩く松村沙友理、のぞみはどこにでもいるような母娘。
しかし母沙友理はひとつ娘に隠していることがある。それは自分がかつて「乃木坂46」というアイドルグループの一員であったことだ。
乃木坂46はのぞみが産まれる前の17年前に人気絶頂の最中に解散し、その存在や歴史は完全に消し去られた。
そしてメンバーはそれぞれ違う人生を歩み始める。

高校生になったのぞみのクラスに生田という教師が担任になったところで物語が動き出す。
友人から聞いた乃木坂46の存在。食卓でその話を他愛もなくしたところ母沙友理の様子が一変する。
一方で沙友理のことを知った生田はかつての仲間に連絡を取りついに接触する。

様々な人間模様の中から果たして再び彼女たちの絆は繋がるのか?そしてのぞみは母沙友理の隠してきた過去を知ることになるのだろうか?
387:2014/02/15(土) 00:34:07.81 ID:
ここまでの登場人物一覧(2031年9月現在)

松村沙友理(39)…主人公・専業主婦
松村のぞみ(16)…沙友理の娘・中高一貫校の高校生
生田絵梨花(34)…のぞみの通う学校の音楽教師
生駒里奈(35)…秋田の知り合いで職業不詳
伊藤寧々(35)…伊藤万理華のアシスタント?プランナー?
伊藤万理華(35)…ファッションデザイナー?
井上小百合(36)…世界的サックス奏者
斉藤優里(38)…白石の付き人
桜井玲香(37)…乃木坂出版の編集者
白石麻衣(39)…女優
永島聖羅(37)…芸人
中元日芽香(35)…歌手
西野七瀬(37)…世界的絵本作家
橋本奈々未(38)…小説家
畠中清羅(35)…運転手
樋口日奈(33)…京都在住。職業不詳
和田まあや(33)…職業不詳